先日、ある起業したてのコンサルタントからこんな話しを聞きました。
「最近は交流会に行っても○○業の人ばかりで全然仕事につながらない。」
この〇〇業と言うのはガンガン営業をしている業種です。
つまり、交流会でも営業しまくっているようです。
このコンサルタントは、「来なければよかった」と感じて早々に引き上げたそうです。
皆さんもこういった経験は無いでしょうか。
交流会への参加の目的はいろいろあるでしょあるでしょうが、その大きな目的のひとつに仕事に繋げたい、つまり売り上げアップがあるでしょう。
しかし多くの方が、交流会に参加してもうまくいかないという悩みをお持ちです。
なぜこのようになるのでしょうか。
少し考えてみたいと思います。
多くのビジネス交流会では、おそらく初対面の方が多いのではないでしょうか。
その初めて出会った方に、多くの方が商品やサービスを売り込みたいと思っています。
よく考えてみてください。
逆の立場だったらあなたは買いますか。
おそらく買わないでしょう。
よく使われる例として、「街で歩いてる人にベンツを売ってください。あなた売れますか?」というものがあります。
まさにこれと同じことを交流会で行って成果を期待しているわけです。
おかしいですよね。
では交流会ではどうするべきでしょうか。
交流会の目的は、
当日会った人に物やサービスを売ることではなく、その人と長く付き合える関係を作っていくきっかけにすることである
と意識を変えることです。
すぐに商品・サービスを売り込むのではなく、
少しずつ信頼を築き、その結果として商品やサービスを買ってもらう、もしくは顧客を紹介をしてもらうこと
を目的にしてください。
関係づくりの具体的な方法としては、出会った後のフォローメール、別の機会での個別面談、・・・・など、いろいろ考えられます。しかし、多くの場合継続して実施するのは大変です。
だからみんな、頭ではわかっていても、なかなかこれに取り組めず、ついつい今売り込もうとしてしまうのです。
これを解決する有効な手段がコミュニティの活用です。
交流会に出まくっても売上が増えない、とお悩みの経営者の方は、是非一度コミュニティを戦略的につくる方法を学んでみてください。
(注)セミナーを定期開催しています。ぜひ、下記のリンクよりお申し込みください。